某フードデリバリー配達員のブログ

中年男性フーデリドライバーの独り言

ウーバーイーツのチップの払い方。相場は?おねだりはアリ?ナシ?

ウーバーイーツで配達に来てくれた配達員にチップを支払うことができます。
配達員のモチベーションアップ、サービスアップにもつながる、配達員としてはとてもありがたい仕組みでもあります。

そんなチップについて。

支払い方、相場等々を配達員目線での経験も踏まえてまとめさせていただきました。

ウーバーイーツのチップについて

ウーバーイーツには、配達報酬とは別に、お客様からの任意のチップを頂けるという仕組みが用意されています。

about.ubereats.com

主なチップの支払い方

アプリを通して貰う

商品の受け取り完了後の1時間内にアプリからチップを支払うことができます。

直接貰う

次のようなタイミングで直接お客様からチップをいただく機会があります。

  • 商品を受け渡し時
  • 現金支払い時のおつりをチップとして

よくあるのがおつりの端数は「チップとしてどうぞ」というケースです。若い世代のお客様ほど多い印象です。

チップについてのあれこれ

相場はあるのか?

相場らしい相場があるような話は聞いたことはありません。

注文アプリでは注文代金に対して何パーセントという計算方法で支払うチップ額を提案してきますので、それを目安にするケースが多いかと思います。

自身の体験で言えば、100円前後のチップが多い印象ですが、他の配達員では1,000円を超えるチップをバンバン貰っているものもいますので相場らしい相場はなく、ほんとお気持ち次第なのだと思います。

貰う側の配達員の視点で言えば、100円でも10円でもチップを頂けたという事実そのものがうれしいのでいくらであってもありがたいです。

返金はできない

手渡しの場合は、直後に「やっぱり返して」と言えば返金できますが、アプリ経由でのチップの場合、返金する術はないようです。

間違えて数千円、時には万を越える額のチップを渡す方もいるようですが、一度アプリ経由で渡したチップは返ってきませんので、くれぐれも注意されることをオススメします。

必須ではない

ごくごく当たり前のことではありますが、チップをあげなくてはいけないという事はありません。

むしろ、チップを支払わないという方がほとんどです。

チップを払いたくない…と思ったとしても、何も問題はありませんし、罪悪感を感じていただかなくても結構ですよ。

チップに関する注意点など

お客様は、配達員からのチップのおねだりは無視してください

滅多に居ませんが、配達員からチップを求められるようなメッセージを送る配達員も居ます。

そういう配達員のおねだりは無視してしまってください。
なんならサポートに「変な配達員が来たぞ」と文句をつけてください。

チップはあくまで善意です。求められてすることではありません。

「この人にはチップぐらいあげてもいいな」と思える配達員だった時にだけあげるようにしてください。それが配達員を育てる事にもなります。

配達員は、貰ったチップ額をSNSなどで言わないほうが良い

チップを貰った、それが高額だった!って時はついつい誰かに言いたくなる気持ちはわかるけど、これをSNSで言わないほうが無難です。

どういうことかというと、例えば1,234円のチップを貰ったとする。
それをSNSで「1,234円のチップ貰いました」と発信したする。

そうすると、”1,234円 チップ”などで検索すれば一撃で特定できてしまいます。

もし、ある人が特定の配達員と接点を持ちたいと思ったとします。

1,234円などの個性的な金額のチップを送り、それに対する反応と思われるSNSの投稿を待つとする。ほどなくして「1,234円のチップ貰いました」と投稿されれば、その配達員のアカウントを特定できてしまいます。

あとはdmを送りなり、SNSをチェックして行動を監視しておいて、偶然を装って行動半径に近づくことができたりもする。

そういう事を狙うためにチップを払う人もいるので、安易にチップ額はSNSで発信しないほうが良いです。

まとめ

簡単ではありますが、チップについてのあれこれをまとめました。

1円でも10円でもチップを頂けるのはありがたいですし、チップの相場のようなものも今のところはありませんので、気が向きましたら、是非配達員にチップを渡してあげていただければ嬉しく思います。

もちろん、いただけなかったからと言ってお客様に対してネガティブな感情を抱くこともありませんので、そこはご安心ください。