某フードデリバリー配達員のブログ

中年男性フーデリドライバーの独り言

ウーバーイーツの配達員がルートを遠回りしていると感じたときに考えられる4つの事

「ウーバーイーツの配達員がルートを遠回りしている…」

アプリの配達員の挙動を見てそう感じることがあったときに、「はやく、まっすぐに来い!」と思うはずです。

では、配達員はなぜ遠回りをしているのか?なぜまっすぐこないのか?何か事情があるのか?

そんな疑問に配達員経験を踏まえてあれこれ書きたいと思います。

ウーバーイーツの配達員がルートを遠回りしているように見える理由

交通事情によって通れない・通りにくい

交通事情の影響でう回路を通るケースはたびたびあります。

例えば工事をしているであったり、事故処理をしているであったり、イベントによる渋滞が発生しているであったりで、最短ルートを進むよりもう回路を進むほうがスムーズだと感じる場面は多々あります。

場合によっては一方通行を避けるために遠回りしているように見えることもあります。

他の配達先を経由している

他の配達先を経由しているケースもあります。

多くのフードデリバリーサービスでは2件以上同時配達の案件を配達員にオーダーするようになっていますので、そのオーダーを受けた場合、少なくても2件、多いときは3件の配達先を回ることになります。

もし、あなたが2件目や3件目に該当した場合、他の配達先に先に向かうので迂回しているように見えることがあるかもしれません。

ただ、その旨がアプリに表示されるはずです。

なので一概には言いにくい部分がありますが、先に配達すべきお客様がいるので、そちらを終えてからあなたのもとへ向かうので遠回りしているように見えるというケースがあります。

GPSの不調

滅多にありませんが、GPSの不調ということもあります。

GPSは複数の衛星からの電波の到達時間によって位置情報を算出する仕組みですので、その衛星からの電波がちょっとおかしな事になるだけでも位置がズレます。

もしかしたら、GPSが不調で正しく位置情報を処理しきれず迂回しているように表示してしまっている可能性があります。

時間を稼いでいるという可能性も…

一番最悪でむかつくべきパターンですが、あえてう回路を通って時間を稼いでいるというパターンもあります。

一昔前なら遠回りして距離を稼ぐことで稼ぎを増やすというやり方もありました。(当然ダメです)

けど今は距離あたりいくらの計算ではなく、時間に対する報酬ですので、距離を稼いでもあまり意味がない仕様になっています。

ただ、遠回りをすると時間を稼げますので、あえて時間をかけて、目先の報酬を増やそうとするこざかしいことをしている可能性はあります。

てなわけで・・・

故意による時間稼ぎのケースもあれば、最短で行こうとしているけど交通事情によって迂回せざるを得ない時があるなど、遠回りをしているというだけではなんとも言えないのが正直なところです。

個人的には、少しだけ様子を見て、あまりにもおかしいと感じたら、配達員にメッセージを送ってみることをオススメしますし、加えて、配達員の評価はバッド評価をうけて、運営にも報告することをお勧めします。

運営側はそれが複数配達によるものなのか、GPSの揺れによるものかなどはおおよそ判断できますので、悪質な場合はその配達員に何らかのペナルティがくだされるはずです。

 

ま、そんなことより、とっとと持ってこいって感じだと思いますが・・・。