某フードデリバリー配達員のブログ

中年男性フーデリドライバーの独り言

Uber Eats(ウーバーイーツ)の配達員に不潔な人が多い理由と当たらない方法

不潔だな・・・

そう感じる配達員を街中でチラホラと見かけます。

同業者としても決して気持ちのいいものではなく「この人に持ってきてもらうごはんは食べたくないな・・・」と感じることもあります。

でも、不潔感を漂わせている当の本人はそんなことは全く気にかけてない様子だったりするんですよね。

そんな不潔な配達員について。

  • Uber Eats の配達員に不潔な人がなぜ多いのか
  • 配達時に不潔な配達員を避けるにはどうすればいいのか

その2点について、3年以上配達員をしている自分が知りうることを書かせていただきたいなと思います。

なぜ不潔なUber Eats(ウーバーイーツ)配達員が多いのか

不潔な配達員が多い理由を一言でいえば、”フィルタリング機能がない”ということにあると思っています。

つまりは、採用時に選別しないのでどうしても不潔な配達員が紛れ込んでしまいます。

飲食系なので不潔なんて論外なのですが、一定数はその不潔なスタイルでも問題がないと本気で思っているんです。怖いですね。

その背景や理由を見ていくと、次のようなものが考えられます。

分母が大きい

まずそもそもとして、分母が大きいというのが一つの理由にあります。

”誰でもできる仕事”ですから、いろいろな人が配達員として活動されていて、記事執筆時点では登録者数が13万人を超えています。

たった1%しか不潔な配達員がいなくても1,300人は居るということですし、現実的にみれば20%ぐらいは不潔感のある配達員ですので、2万6,000人は居るということです。

そりゃ街中でも目に留まりますよね。

服装規定がない・ゆるい

服装の規定がない(厳密にいえばゆるい)というのも1つの理由です。

フードデリバリーによって規定は違っていて、厳しい規定を設けているフードデリバリーもあれば、かなりゆるゆるのフードデリバリーもあります。

Uber Eats はかなりゆるゆるです。

基本的な意識の低さ

みだしなみに興味がない人というのは、基本的に”清潔感”に対しての意識が低いのだと思います。

例えば、ボロボロのバッグを使うことや、クロックスなどのサンダルで配達業務を行うことは、仕事をしているという感覚があれば絶対にできません。

でも、本人たちは、それらは不潔さを表すものではないと思っているので平気だったりします。

習慣の欠如や違い

不潔さが出ている人たちと、そうじゃない人たちの違いは、みだしなみをチェックして整える習慣の有無が1つにあるのかな?と思っています。

例えば、月に1回は美容室や散髪屋で髪を切るのは当たり前と思っている人と、気が向いたときに行こうと思っている人では、見た目の清潔感は違います。

そういった習慣の有無、習慣の違いが清潔感と不潔感を分けている部分はあると思います。

不潔なUber Eats(ウーバーイーツ)配達員に配達してほしくないときは

不潔な配達員に配達してほしくないな・・・そう思ったときにできることは大きく分けて次の2つしかないと僕は思っています。

  • 注文しない
  • 配達後の評価で低評価+サポートへ連絡

この2つです。

注文をしないというのは、最も確実に不潔な配達員にあなたの食べ物を運ばせない方法です。

事前に不潔な配達員に当たらないように設定したりができませんので最も確実に不潔な配達員を避けるにはそれしかありませんし、見方を変えると、どうしても配達員ガチャになってしまうことは避けられないということでもあります。

 

その上での次の最善は、配達後のアプリでの配達員評価で低評価をつけること。

高評価が80%以下に下がるとそのアカウントは仕事ができなくなるという話もありますので、ふさわしくないと感じた配達員に低評価をつけてください。

そのうえでサポートに連絡して、「不潔すぎる配達員が来たので、もうマッチングしないでください!」と報告して今後マッチングさせないようにする。

事後対応のみなので不満をお感じになる部分はあると思いますが、現実的に今できるベストは低評価+サポートへの連絡です。

注文しない→他社で頼むという方法について

Uber Eats で注文せずに、他社で注文すればいいのでは!?と思われる方も少なくないようですが、これはあまりいい考え方ではありません。

なぜなら、たいていの配達員が他社も兼務しているからです。

ある時はUber Eats の配達員あり、ある時は出前館の配達員でもあるという人が多いのです。

つまり、不潔な配達員がUber Eats で稼働していたから他社で…と考えたとしても、その他社の配達員としても稼働している可能性がありますので、他社で頼むことは不潔は配達員にあたるリスクを避けることにはならないのです。

まとめ

一般の方が、不潔な配達員の存在が不快に感じる気持ちはとてもよくわかります。

食品を運んでいるからこそ清潔であるべき!という意識をもって配達をしているものからしても、不潔な配達員にはいら立ちを覚えます。

不潔な人が食品を扱うなという声を挙げることに何の違和感も抵抗もありません。当たり前です。

 

その理由を紐解くと、分母が大きい(記事執筆時点で13万人以上が登録)上に、だれでも簡単に配達員になれますので、清潔感のない配達員が一定数どうしても出てきてしまうということにあります。

だからこそ登録をもっと厳格にすべき!とも思う部分はありますが、たぶん、そういう判断は今後も含めて運営側はやらないんじゃないかな・・・と思います。

登録の間口を低く広くして獲得コストを下げて、稼働を通してダメな配達員は切っていくという考え方を変えることはないと思われるためです。

 

だからどうしても一定の確率で不潔な配達員にあたってしまいます・・・。

ただ、配達員として稼働している僕の感覚からしますと、不潔感のある配達員は10人に1人ぐらいで、あとは清潔感のある配達員です。滅多にヒットしません。(それでも多いですが)

そして、運悪くそういう配達員にヒットした場合は、低評価とサポートへの連絡によって、もうあなたのもとへ商品をもってこさせないようにするという対処をオススメします。