「ウーバーイーツを頼むことに罪悪感を感じる…」
そんなことを思っている方が少なからずいらっしゃるようです。
悪い事をしているわけじゃないのに罪悪感を抱くなんて…と配達員をしている側からは思いますが、だからといって罪悪感を感じるな!と言うのもまた違うわけで。
でも、罪悪感を感じてサービスを利用しにくいと感じるなら、ちょっとだけ提案があったりしますよってことを。
罪悪感とは何か
そもそもとして、罪悪感とは何なのか。
色々な解説記事があり、そのそれぞれで解釈や説明が微妙に違うし、僕自身、心理学の専門家でもなんでもありませんから断言はできませんが、簡単にまとめれば…
- 自身の正義を破ったことに、自分を責める態度
と言えるかもしれません。
例えば、遅刻はダメだと思っていて、今まで時間を徹底的に厳しく守ってきていたのに、時間を守れなかった。この時に感じるのは罪悪感だと思います。
時間を守るのが正しい事、それを守れなかった自分は悪い人。
そんな感覚です。
参考記事
ウーバーイーツを頼むことへ感じる罪悪感の内容
利用された方のツイッターやブログをちょっとだけ拝見して、どんな罪悪感を感じているのかをチェックしてみて感じるのは、次のような罪悪感を感じている人が多いという印象です。
- 横着してしまった → 時間があるのに時間を使おうとしなかった
- 無駄遣いしてしまった → 限りあるお金なのに使ってしまった
この2つです。
時間もお金も大切な個人的資源なのに無駄遣いしてしまったと感じたのなら、そりゃ罪悪感を感じますよね。
多分、現代社会を生きるすべての人がその罪悪感を感じたことがあるはずだし、その罪悪感はあなたをただすための良い味方になってくれるとも思います。
むしろ、時間とお金を無駄にしながらも罪悪感を感じない人のほうがヤバいとすら思います。
罪悪感はあなたを律するためのシグナルなので、そこに不感症になる必要はないと思います。罪悪感を感じたのなら、そこを学びに変えてみてほしいと思います。
罪悪感を感じたときにチェックしてみてほしい事
ウーバーイーツを利用してみて罪悪感を感じたのなら、一度そこであなたの時間とお金の使い方が正しいのかを見直してみるきっかけにしてみてほしいと思うのです。
罪悪感は正しいと思っていることと違うことをしてしまっているから生まれるものなのですから、自分で正しいと思うことができていない部分を修正するキッカケにしてみると、その罪悪感は報われるはずです。
時間の使い方は正しいのか
時間の使い方は正しいのか?をチェックしてみてください。
ウーバーイーツを頼んで時間の使い方に罪悪感を感じる人は、時間が余っているという自覚があるはずです。少し頑張ればコンビニにまで行く余裕はあるのに、それを面倒くさがって横着してしまった。
そんな罪悪感を感じているはずで、そうだとしたら、時間の使い方はそれで正しいのか?ということを一度見直してみるキッカケに変えてみるチャンスにしてみては?とか思ったりします。
お金の使い方は正しいのか
自分で買いに行けばもっと安く買えたのに、店頭より高い商品を、送料も併せて結構な額を支払ってまで買ったんだろう…という後悔は、お金の使い方への罪悪感とも言えるはずです。
そういう時はお金の使い方がルーズになっていないのかをチェックしてみてください。
きっと他に使うべきところ、使うべき何かがあるはずなのに、お金をウーバーイーツに使ってしまったことを悔やんでいるはずですから、お金の出入りをチェックしてみることをお勧めします。
罪悪感を感じずにウーバーイーツを利用するということ
お金と時間の使い方のチェックをしてみてくださいって、親の小言みたいなことを書いているので、「うっさいわ!」と感じたかもしれません。
実際に書いている僕も「大きなお世話よな」とか思っていたりします。
でも、お金と時間の使い方が整っていないと、あなた自身が日常生活の中で満足感を得るのが難しくなりますし、ウーバーイーツを頼んでも苦痛しか感じないと思いますし、それは配達員としても決してうれしいことではありません。
だって、時間とお金の使い方を自分自身で管理できていれば、ウーバーイーツを使う理由が次のように変化することがあるためです。
他に優先すべきことのために時間を節約する
やりたいこと、すべきことがあり今どうしても時間が足りない。買い物に行く時間すらも惜しい。
そんなときにウーバーイーツのようなフードデリバリーを使えば、買い物にいく時間の節約になり、浮いた時間を自分自身の使いたいことのために使うことができます。きっとそこには罪悪感を感じないはずです。
時間の使い方を整理することで、何に時間を使うべきなのかの優先順位が見えてきます。
お金はすべてが豊かになる道具
商品を運べば送料が発生します。それによって懐が豊かになる会社や配達員がいます。
それを運んでくれたことによって依頼主様にもメリットがあります。
正しくお金を使うと、使った人も使われた人も豊かになるのです。
今食べたい商品を持ってきてくれた!という喜びと、それを運んだことで得る収入で双方が豊かになるのがウーバーイーツのようなフードデリバリーです。
そういう関係性を作るためには、まずお金を正しく使えているのかをチェックすることが大切です。
つまり…
長々と書いてしまってますが、何が言いたいのかというと、ウーバーイーツは罪悪感を感じながら使うようなサービスじゃないよってことです。
何か違うな、これで良しとは思えないな…という罪悪感や違和感を感じるなら、そこで立ち止まって、自身のお金と時間の使い方をチェックしてみるキッカケにしてみてほしいと思います。
そこが整理されていないと、ウーバーイーツを使って満足感を得ることはできないはずです。
だから、罪悪感を感じるなら、一度立ち止まって我が身を振り返るキッカケに変えてみる。
いち配達員としてはそう提案したいです。
せっかく利用するなら、罪悪感を感じてほしくはないですからね。