某フードデリバリー配達員のブログ

中年男性フーデリドライバーの独り言

ウーバーイーツで配達員に低評価で嫌がらせをするのは効果があるのか

「配達員に低評価をつけて嫌がらせをする」

そういった行為を働くかたがお客様の中にもいますし、加盟店さんにもいます。

では、配達員として低評価をつけられることはどういう風に思うのかというと、「積み重なると怖い」という感じです。
言い方を変えると、少しぐらいの低評価は怖くはありませんし、割り切ってもいます。

どういう事かというと…ってことをツラツラと書かせていただきます。

配達員が低評価に対しておもっていること

あるラインを超える低評価は怖い

評価が80%を下回るとアカウント停止の可能性があると言われています。

実際に低評価が理由でアカウント停止になった人が僕の近くにいませんので、あくまで噂レベルでしかありませんが、低評価が増えると運営から警告が届きますので、間違いではないと思います。

なので、低評価が増えていくことは配達員としてはとても怖いことではあります。

ただし、過敏になってもいない

低評価が増えることは気分が良いものではありませんが、でも、配達員目線で言えば、100%~95%ぐらいは誤差の範囲内です。あまり気になりません。

交通事情やお店の準備に時間がかかったりで遅くなったとしても、それを知らないお客様が配達員が遅かったとして低評価をつけることは十分ありえます。

遅くなるなら遅くなるとメッセージを送ればいいという見方もありますし、確かにその通りなのですが、それでも遅いと感じて低評価を押す人も居ますから、全員から高評価をもらうことはできないという割り切りをしている部分があります。

だから、低評価は気にはなるけど、一定数は誤差だとして受け止めています。

配達員目線で低評価で「厄介だな…」と感じる場面

低評価を一定数貰うのは仕方がないという割り切りがありつつも低評価は嫌なものですが、特に配達員が低評価に対してストレスを感じるのは次のような場面です。

加盟店側からの低評価

お店の方がその配達員に来てほしくないとなったときに、その配達員が来るたびに低評価を押すということがあります。

10回そのお店にいけば低評価が10個増えますから、配達員は相当ストレスです。そして、なんとなく察します。「あ、あのお店に行ったら低評価が増えるよな…」って。

そこで「もう行くのをやめよう」となるケースを見聞きしたことはありますので、嫌いな配達員避けとして効果はあると思います。

そして、すごいペースで低評価が増えるので、されたほうはたまったもんじゃありません。

誰がどんな理由で押したのかわからない

配達員アプリで評価欄を見れば低評価がついた理由が記載されてはいるのですが、それがどの配達のことかまではわかりません。

例えば、荷崩れしていたとか記載されていたとしても、どの配達で荷崩れが起きていたのかがわかりません。なので、注意して対処しようとしても、何がまずかったのかという原因が特定できないので改善しようがなかったりします。

また、よく配達員の間でも「さっきの配達で低評価がついた」と言っていることがありますが、実はこれも勘違いであることがほとんです。

なぜなら、低評価が反映されるまでにタイムラグがあるためです。サポートによると日をまたぐこともあるとも言います。

なので、とにかく特定が難しいのです。

てなわけで・・・

配達員への嫌がらせとして低評価を押すことに効果があるのかどうかで言えば、とても微妙です。

ある程度の低評価は誤差として割り切れるためです。

特にお客様からの低評価はダメージは小さいです。仮に100件配達して1件の低評価をもらったとしても、誤差と割り切れるためです。

配達員へ一番確実にダメージを与えられるのは加盟店さんからの低評価です。活動エリア内で料理を受け取りに行く加盟店さんの数は限られますから、どうしても訪れる頻度が多く、そのたびに低評価をもらうと一気に危険水域に到達します。

この場合はかなり嫌がらせとして有効です。(なので加盟店さんを敵に回したくない・・・)

 

かといって、低評価を押さないでというのも違うとも思います。低評価を押すべき配達員にはどんどん押していただいてもいいと思います。

ただ、嫌がらせとしての低評価に対して、配達員側としてはこんな風に思ってますし、感じてますってことだけ知っておいてもらうと何かの参考にはなるかなと思い書いてみました。