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決断ミスが起きる4つの理由

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決断ミスを減らす。

そのためには、決断ミスが起きる要因を把握しておくことが大切です。
原因が分からないことを対処できませんからね。

では、決断ミスを起こす要因にはどのようなものがあるのか。

それを分析して、その決断ミスの要因を上手にコントロールするためのコツをまとめている書籍「決定力!」によると、下記の4つが決断ミスを引き起こすことが分かったとされています。

決断ミスが起きる4つの理由

選択肢の少なさ

決断に至るまでの選択肢の少なさが決断ミスに繋がっているケースが1つです。
特に「べきか否か」という〇か×かの状態に陥っている場合は注意が必要です。

オハイオ州立大学のビジネススクールの元教授、ポール・ナット氏が168に及ぶ企業の意思決定プロセスを分析したところ、「べきか否か」といったような意思決定の52%は長期的に見て失敗していて、選択肢がふたつ以上ある意思決定は32%しか失敗していないということがわかっています。

べきか否かでの意思決定よりも、どれがベストなのだろう?という2つ以上の選択肢から選ぶようにすることが決断ミスを減らすことになります。

思い込み

「こうかもしれない」「こうに違いない」と直感的に思ったことに対して、その主観を裏付ける情報だけを集めて、自分の中で信ぴょう性を高めた状態、つまり思い込みに陥りやすいという傾向があります。

例えば、1960年代、「喫煙は肺がんを引き起こす」という記事よりも、「喫煙は肺がんを引き起こさない」といった記事を喫煙者は好んでみていたというデータがあります。

自分の望む結果に沿った情報を好意的に受け取り、自分の望む結果に反した情報を遠ざけるという傾向が人間にあるため、意思決定のために集める情報にもおのずと偏りが生まれる傾向にあります。

感情

難しい決断に直面すると、感情が揺さぶられ、思考が堂々巡りする。
悩みに悩んでも状況が改善するわけでもなく、悪化したかのように感じることもあり、さらに悩む。

そんな経験をあなたもされたことがあるのではないでしょうか?
そのような感情の上下動も意思決定に大きな影響を与えます。

自信過剰

私たちは自分の予測に自信を持ちすぎているという、いわゆる”自信過剰”の傾向があります。
そして、それは自分自身が無知である事に無知でもあります。

例えば、意思決定を直感で決めても、それを覆すことができない理由は、思い込みにより決断が正しいと思い込んでいるということもありますが、加えて、自信過剰状態にあって、意思決定が間違えているかもしれないと”思わない”ことにもあります。

その結果、より良い意思決定があるのかないのかが検証されることもなく、そのまま結果を待つこととなります。

まとめ

決定力!」では、4つの理由によって意思決定は間違いを引き起こすとされています。

これは絶望するべきことなのではなくて、意思決定を間違える要因が明らかになったということは、同時に、それに対処する方法も見えるということでもあり、本の中ではその方法について明確な裏付けとともに紹介されていますので、よければご覧になってみてください。

人間、なくて七癖と言うように、自覚できていない癖というものがあり、その癖が意思決定に何らかの影響を与えているのは間違いがないようです。

中でも”思い込み”はかなり曲者です。

取り除くことができないので、コントロール手段をマスターしているのか否かで、意思決定の精度は大きく変わってきます。

しかし、対処できないものではありません。
意思決定のプロセスを見直して改善することで意思決定の成功率を向上させることができます。 

takmon-pv.hateblo.jp

望む成果を手に入れるためにも、そのようなプロセスの導入にトライして見てほしいなと思います。

takmon-pv.hateblo.jp 

決定力! 正解を導く4つのプロセス