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書籍「決定力!」の感想

f:id:takeshi1127:20210405171232j:plain意思決定の質が上がる。

その知識とノウハウを学ぶことができる書籍「決定力!」。

独特の着眼点のテーマで多くの話題の書籍を残しているチップ・ハース教授とオンライン教育大手Thinkwellの共同創設者ダン・ハースのハース兄弟の書籍です。

この書籍で取り上げているのは、成功率が高まる意思決定の手順です。

なぜ意思決定の手順をテーマにしているのか。
物事の成否を左右しているのは、意思決定の手順だからです。

成功事例や失敗事例を紐解くと、環境や才能などの要因よりも、意思決定の手順の有無が結果に与える影響が大きいようだ。それはなぜか、どうすれば素晴らしい意思決定ができるのかがまとめられています。

そんな「決定力!」を読んで思ったことをまとめました。

書籍「決定力!」の感想

バイアス(思い込み)の影響が本当に大きい

意思決定の手順の中で、何度も何度もその意思決定を歪める要因として出てくるのが”バイアス”です。つまりは思い込みです。

この思い込みの存在が、意思決定をしているような気分にさせ、実は意思決定を阻害する要因ともなっています。

本当に厄介です。

なにせ、本人は”バイアスなんて持っていない”とすら思っているのですから、バイアスが意思決定を歪めているとすら気づけなくさせています。

そのバイアスからいかに距離をとって意思決定を取ればいいのか。
そういう事が書かれている一冊でした。

自分の敵は自分!みたいな

自分の敵は自分と言ってもいいぐらいにとにかくバイアスが判断を歪めます。
そのバイアスが与える影響を最小化して、客観的で合理的な判断を下す。

つまり、自分自身をうまく操縦するための知識をこの本を通して得ることができます。
しかし、判断を間違えさせるのはバイアスだけではなく傲慢さも関係しています。

例えば、直感。
直感が働いたからそれに従ったという選択肢は、どの程度合理的なのか。

本の中では、自分自身がよく知る業界、よく知っている分野のことなら直感の正解率は高いが、他のことにおいて直感はあてにならないと事例を用いて説明されています。

しかし、直感を好む人がその事実を認めて受け容れることができるのか?というと、多分難しいはずです。

直感を信じこむためには、一種の傲慢さが必要だからです。

この傲慢さもまた意思決定を間違えさせる要因なのですが、それを読んで「確かに自分は傲慢だわ・・・」と身につまされたりもしました。

限定しすぎないことの大切さがわかる

本を通して伝えたいメッセージとして、「絞り過ぎないこと」があります。

人間には選択肢を一気に少なくする習性があり、すぐに「0か1か」のような二択で考え出してしまうそうです。

結果、その二択が自分の精神を追い込んだり、視野を狭くさせていたりします。

そのような絞り込みすぎる習性からいかに距離を取るのかが学べていて、これは読んですぐに本当に役立ちました。

精神的に追い込まれてしんどい状態は、たいてい二択に追い込まれています。

まとめ

思い込みや傲慢によって、思い込みで物事を決めてしまっている。
また思い込みや傲慢さがつよすぎて、視野がせまくなっている。

これが意思決定の成功率を下げる要因なので、それをいかにして取り除けばいいのかを学べる本です。

takmon-pv.hateblo.jp

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雑学として読んでも十分に面白い内容ではありますが、仕事や私生活などにも十分応用できる内容ですので、人生の成功率を上げたい方にはオススメの一冊です。

決定力! 正解を導く4つのプロセス