思考の練習帳

適当に。

故郷の丹波市や福知山市の大雨洪水被害の話を聞いて思ったこと

広島での大雨による被害、胸が痛みます。
一刻も早く、いつもの生活が戻る日を心より願っています。

この手の災害の事について、当事者や近くに居る者じゃなければわからない痛みってのがあると思います。

そんな事を、僕が育った故郷の京都府福知山市兵庫県丹波市の大雨で身を持って実感しました。

 

ヘッドライン | 社会 | 兵庫県丹波市、大雨で避難勧告 3500世帯、9400人 - 47NEWS(よんななニュース)

兵庫県丹波市は24日午後、局地的な大雨で土砂災害が発生する恐れがあるとして、市内の一部地域の約3500世帯、約9400人に避難勧告を出した。  市によると、住民らは住民センターや体育館に避難している。

 

 

丹波市

丹波市とは編集

福知山市とは編集

 

現在、僕は大阪に住んでますので現地に出向いて目の当たりにしてはいませんが、親の話や友人の話などを聞いてると、想像と違った事が何点かありましたので、その事を書かせてもらいます。

飽くまで兵庫県丹波市の一部の地域の話です。
そこを踏まえてお読みください。

山からも水が来る


洪水という言葉を聞くと、水が溢れるイメージってありませんか?
ドバーっと。

事実、川の水位はギリギリだったらしいです。
あと少しで川から水があふれ出るぞ!ってところまで来たらしいですが、それでも川が氾濫するという事はなかったそうです。

治水事業を以前から少しずつ進めていたので、それが功を奏したと言えます。

それよりもビックリしたのが、山からの水らしいのです。
山から水が溢れてるかのように、スゴイ勢いで山から水が流れてくるそうなんです。

一部では土砂崩れもありましたが、どの山が地すべりを起してもおかしくないぞ・・・と思えるぐらいに、山から水が流れてくるように感じたそうです。

避難をするにしても、お年よりは山からの水で足元を持っていかれるかもしれないというのが不安だったそうです。

避難場所に行く余裕がない


母が言うには、日中、夜中関係なく、避難場所に行く余裕がないそうです。
足が悪い上での大雨の中の移動は怖いらしく、しかも避難所が安心とも思えないそうです。

実家のある地域で避難所として指定されている公民館が、そこそこ山に近い。

山のふもとに近寄っていくような感覚らしいです。山から水が流れてくているような感覚の中、土砂崩れがあれば真っ先に被害に遭いそうな場所に向かっている気になるので、怖くて行けないとのこと。

他の避難所として区役所も指定されてますが、区役所に行くまでに橋を超えなければならない上に、川の真横に区役所があります。

氾濫しそうな川の上を通るなんて、万が一を考えると、行く気がしないとか。

そう考えると、家に居るほうが安心なんじゃないかな?と思えるけど、指定の避難所に避難しろと言われると行ったほうがいいのかな?と迷ってしまう、と。

避難行動そのものに不安があるそうです。

開発が進んでる地域が危ない


田舎なので過疎が進んでいる地域の一つでしたが、昨今の田舎ブームのお陰か、ちらほらアパートや新築の家が増えてきています。

そのアパートや新築の家が建てられる場所の多くが、地元の人が宅地には不向きだろうな・・・という場所が多いそうです。

なぜ宅地に不向きなのか・・・というと、地域のお年寄りの方が幼少期の頃から、川が氾濫すると真っ先に水に浸かってた場所が宅地開発されているケースが多いんです。

地元の人が家を建てるには不向きだ・・・と思って避けていたが、治水事業などで川の氾濫の危険性が低くなったためか、宅地開発が進みました。

やはりと言うべきなのか、今回の大雨で地元で真っ先に危ないかもしれないとされた場所が、その地域一帯でした。幸い、大きな被害にはなりませんでしたが、もう少し雨が勢いよく降れば、その一帯は水浸しになっていたかもしれません。

心理状態がいつもと違う


何よりも、慣れない規模の天災に見舞われると、住んでいる人達の心理状態が躁状態に近いものになっているように思います。

不安と非日常の興奮が入り混じった感覚と言えばいいでしょうか。

母親と話をしていても、やや興奮気味の口調で、明らかにいつもと違うものでした。

落ち込んだり半狂乱になっているよりは良いかもしれませんが、冷静な判断をするというのは難しいかもしれません。大雨が降ってるので警戒していたが、時間の経過とともに多分大丈夫だ・・・と勝手に判断してしまったりする可能性があります。

本人は至って冷静だと思っていても、渦中にあって冷静に居続けるというのは難しいと思いますので、こういう時こそ電話の一本でも良いので、知り合いに連絡をして状況を聞いてあげたり、油断をしないようにと釘をさしたりしてあげるという事も大切だと思いました。

本人が現状を話す事で客観的に置かれている状況を把握できますし、アドバイスや注意を貰えるだけで、気持ちも変わると思います。

あなたの親兄弟や友達、お知り合いに、大雨の被害を受けてそうな人はいませんか?
もしいらしたら、是非連絡をしてあげてみてください。

たった一言でも良いので、メールでもラインでも良いので、一言問いかけてあげるだけで、本人は思っている以上に精神的に助かるはずですよ。

 

 

こういう大雨被害が地元では毎年のように起きています。

異常気象と言い切るのはあまり好きじゃありませんが、僕の幼少期には無かった頻度で起きてるのが、少し気になります。

 

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