読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

思考の練習帳

適当に。

電マと理髪店と小学生の僕

生活

f:id:takeshi1127:20161107003027j:plain

田舎の理髪店。
3色のグルグル回るポールがあって、白衣のようなものを着たおじさんが日中ずっとスタンバっていて、髪の毛はキレイな7:3で。

 
その理髪店が、僕が電マと初めて遭遇した場所だった。

小学5年生の僕とあいつ

確か小学校5年生ぐらいだったかな。
いつも行っている理髪店が臨時休店か何かで閉まっていたので、急遽、そちらに行ったんだったかな。

おじさんが他のお客さんの散髪をしている間、暇だから店のソファーに座りながら、色々なものを触っていた。

気が付くと、そのソファーの片隅に見た事もない変な道具が置いてある。

なんだこれ?

と思ってスイッチらしきものを押すと、ブブブブって音を立てながら震え始めた。
故障か何かだと思って慌ててしまい、パッと手を放してしまった。

すると、その電マが座っている僕の股間あたりに落ちた。
半ズボンの僕の股間あたりに落ちて、そこでまだブブブブって震えている。

「ああああ!」って言っている僕に驚いたおじさんが、「驚いたんか はははは」って笑ってる。僕は顔が引きつりながら「はい・・・すみません」と言いつつも、あれれ、変だな~おかしいな~って思っていた。

だってそうじゃない。
股間の上で震えているのに、そんなにいやな気がしないんですから。

でも、そんな事は忘れていた。あの日までは。

大人のビデオ

高校生になったある日、大人が見るビデオを手に入れた。
友人とこっそり鑑賞する事になった。

今のようにデジタル全盛じゃなくVHSビデオ。
どんな内容だったか忘れたが、そこで、驚きの光景を目にする事になった。

見た事がある道具を女性の股間にあてがい、女性はそれを喜々として楽しんでいるように見えた。

「すっげ・・・」と言っている友達の横で僕は違う感想を持っていた。

「この道具、俺はどこかで見ているぞ・・・」と。

どこだっけ、どこだっけ・・・と考えていた。
でも、どこか思い出せなかった。

記憶の断片

ビデオを見てから数日、下校途中に友人ととある駄菓子屋に久々に行こうという話になった。
いつもと違うルートを通って帰ることになった。

普通に何気ない会話をしていたと思うが、そのいつもと違うルートの途中には、あの理髪店がある。

その理髪店を見て「一度だけ来たな・・・ここ」と思った刹那、一気に記憶がつながった。


「俺は・・・この店で、あのビデオで見た道具に出会っている・・・俺はあの時、股間にあれを当てている!!」と。

ビデオで見た時に感じた違和感は、これだ!
すでに俺は知っていたんだ!!

女性があーいう反応になる事がわからなくでもないぞと理解を示せた理由がわかった!!

そして、その記憶はこう繋がっていった。

「なぜ、あの理髪店に置いてあるんだ。あんな変態道具が・・・
 まさか!!

 あのおやじ、店に女を連れ込んであれを使って・・・最悪やんけ!!

と。

理髪店のおやじは、コッソリ使うべき道具をソファーに堂々と置く、とんでもない変態おやじだったと思った俺は、そこからその店のマスターを勝手に毛嫌いしていた。

まぎれもなく、その時の俺は正義の化身である。

あんな大人にはならない!って。

大人になった今、あの道具をまだプレイとして使っていない。
使ってみたい願望は抱いたままである。あんな大人になってみたいのである。

そして、先日久々にその店があるかな・・・と行ってみたら、もう無くなっていた。
跡形もないほど整備された住宅街になっていた。


まだ、どこかで元気にしているのかな?
電マおじさん。

僕は元気です。

 

スライヴ ハンディマッサージャー MD01

スライヴ ハンディマッサージャー MD01