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思考の練習帳

適当に。

名前で呼んであげよう

生活

一度、下の名前で呼んでくれませんか?」。
ある女性からそんな事を言われた。

19才の女性。
浪人中の今、進路についてモヤモヤが残っているからという相談の終盤にそう言われた。

あまりにも唐突なお願いに少々戸惑った。少々じゃなくて相当戸惑った。

親子ほどの年齢が離れているんだから、まさかな・・・でもな・・・とか思っている自分がいた。
そういう葛藤を見せないようにして、その子の名前を呼んだ。


「こんな感じなんだ・・・」と、喜んでいた。

照れているような、悲しんでいるような妙な表情だった。


2歳の時にお父さんを事故で亡くしているから、名前で呼ばれることに憧れていたらしい。
だから、お父さん世代の自分にお願いしてみたそうだ。


そういう事ならいくらでも呼ぶのに。
でも、天国のお父さんはどんな顔をして見ているのだろうか・・・

少し気になった今日この頃。