思考の練習帳

適当に。

投資詐欺(出資金詐欺)に授業料40万円を払って僕が学んだこと

Crap.
Crap. | Flickr - Photo Sharing!

 

投資詐欺
投資詐欺(とうしさぎ)とは、投資に関する詐欺を言う。

辞書にはこう書かれています。
事業や株などの資産への投資を促して、その投資金をポッケに入れてドロンする行為を指します。僕はこの投資詐欺に数年前に遭いました。

資金にして40万円ほどで、当時の自分にはなけなしのお金でしたので必死に回収しようとしましたが、結局、回収できず今に至ります。

高い授業料を払ったんだから、元を取る位に学んでやろう!って気持ちを切り替えて今に至りますが、今でも思う事があります。

 

それは・・・【一般人は詐欺に対して恐ろしく無力で非力】って事。


詐欺なんて俺は遭いっこないよって思うかもしれまえんし、転ばぬ先の知恵として、また、現在進行形で詐欺にあっている人は僕の失敗から学ぶために読んでもらえればと幸いです。

僕があった投資詐欺(出資金詐欺)の話

まず、僕の遭った詐欺の経緯を話しますね。

当時、個人事業主として駆け出しで、一件でも依頼が欲しいと思っている時に、とある会社経営者と知り合いました。2社ほど会社を運営していて、今から3社目を立ち上げようとしているとのこと。

会社を経営するという事について色々と聞かせてもらい、偶然にも故郷が近所という事もあり懇意にしてもらってました。

NPO法人の出資のお誘い

その話の流れで、今度立ち上げるNPO法人に名を連ねないか?と言う話が出てきました。お年寄りを助ける事業だという事だったので、需要という意味でも将来性があるし、こういうサービスは大いに越したことがないしという事で出資をする事にしました。それが40万円という金額です。

出資後すぐに「もう少し出してもらえないか?他にも参加したいという人がいて、その人が200万円出すと言っている。僕は君を推したいけど、他の理事の人がやっぱり納得してくれない・・・なんとかならないかな?」と連絡がありました。


そして音信不通

それは無理。というか、お金ない!
だから「立場的に弱くなっても僕は良いので、参加するという形で名前を連ねる形でも結構です。」と答え数日が経ちました。

その後、メールをしても電話をしても音信不通。
もしかして・・・と思ったが、結局音信不通。

やられた・・・とようやく気づきました。
そして、なけなしのお金を回収しようと裁判を起こしましたが、回収できずに現在に至るというのが、簡単な経緯です。

この経験から僕が学んだのは次のような事です。

  • 言葉よりも行動を見る
  • 素性を徹底的に調べる
  • 被害に遭ったら弁護士に相談する

 

言葉よりも行動を見る

人を見る時には、言葉よりも行動に重きを置く
言葉はなんとでも取り繕えますが、行動だけは嘘をつけません。

僕がその人とのやり取りを思い返してみると、言葉では良い事を言っていても、行動がおかしかったんです。約束の時間を守らない、必要な書類を用意しない。こうして文字で見ると「おや?」って思いますよね?

でも、言葉を信じていた僕は「忙しくて・・・」って一言をただ鵜呑みにしていました。人を疑うのはよくないと言いますが、これは疑われて困る人が言った言葉だと僕は思ってます。

信用できる人は疑われても怖くない

信用できる人は言葉と行動が一致しているので、疑いを持たれてもビクともしないし、怖くない。疑われて困るのは、やましい人じゃないかな?

とことん疑って、それでも大丈夫ならようやく信じていい。
そういう心構えじゃないと、嘘に騙されて振り回される。

素性を徹底的に調べる

相手の素性が分からないという事ほど危険なものはありません。
そして、その素性を徹底的に自分の目と耳で確認して、目と耳で確かめられたなら初めて信用するぐらいで丁度いいです。

後日わかったのですが、相手の社長が経営している会社を調べてみると、名義は全て別の人でした。うち一社は親戚が経営者でしたので、本人の所在を問い詰めると親戚とも縁を切っているそうです。

僕のような「金を返せ!」って話が来るのでその人も困っていて、見つけ出したいけど親戚でも見つけられないとのこと。

結局は僕が相手の所在を確認してなかったのが問題です。
自分の目で確認するという手間を惜しんだから、こうなりました。

素性がわからないと裁判も起こせない

裁判を起こす時に裁判所の方に言われたのですが、相手の住所などの基本的な情報がわからないと裁判もできないとのこと。幸い住所は分かっていたので裁判を起こせましたし、そのお蔭で、法的にお金を貸しているという証明は出来ているのは不幸中の幸いでした。

被害に遭ったら弁護士に相談する

もし被害にあったなら、必ず弁護士に相談してください。

僕は弁護士費用をケチって自分で裁判を起こして回収をしようとしましたが、手間暇を考えると、恐ろしいほど非効率で無力です。

僕の裁判から回収までの体験

まず裁判を起こすにあたって、裁判所に何度も足を運ばなくてはいけません。

書類を提出し手続きが済み、そこから裁判まで日数が空きます。
僕の場合は2カ月ほど空きました。裁判当日は平日の午前。出廷しても、相手は不在なので、訴状通りに認めたとみなして、僕にお金を貸したという法的事実が認定されました。

その法的事実を元にお金を回収しようとすると、相手の住む地域の裁判所まで行って、必要書類を揃えて提出しなければなりません。もちろん、平日しかいけません。

必要書類を揃えて提出し、僕が振り込んだ相手の銀行口座の差し押さえ請求をしましたが、口座に残っているのは200円ほどでした。他の口座が分かれば差し押さえができるのですが、僕が知っているのはその口座だけ。

他の資産の差し押さえをしたいのですが、弁護士レベルの権限がないと相手の資産状況を調べる事ができないとのことでしたので、それは素人の僕ができるレベルを超えてます。

ここまでの費用全て自分の持ち出しで、それも加算して相手に請求できますが、まず差し押さえる資産を把握できてない時点で、それも不可能に近い。


結果弁護士費用をけちって回収しようとして、結局1円も回収できませんでした。

というか、心がおれました・・・。

 

弁護士だからできる事がある

初めから弁護士に依頼をしていれば、こうはならないんです。

弁護士は裁判関係の書類作成云々だけではなく、こういう回収の際に必要な情報を知る事もできます。原則として本人の名義の資産からの回収になりますが、家族名義でも本人との共有資産だと証明できれば、それを差し押さえる事ができます。

この部分が弁護士の強みだと僕は感じました。


ない袖は振れないを地でいくように、法的には本人名義の資産からの返還が原則となるようで、騙す人は、それを知っていて始めから自分名義の資産を持っていない可能性があります。

思い返せば、その人は家も車も全て妻名義とか言ってました。

その時に「変だな?」って気付けばよかったのに「会社経営で借金まみれになっても、離婚したら相手に迷惑がかからないようにそうしている」という言葉を鵜呑みにしていました。

バカだな、俺(笑)



これが僕があった投資詐欺から学んだことです。
結局は、僕が未熟だったという一言に尽きます。


今も振り込め詐欺のようなものも相変わらずありますので、素性を知らない人の事は簡単に信じない、言葉だけを信じようとしない意識があれば、少しは防犯になると思います。


また、僕が書いている事は数年前の事であり、記憶に残っている事の書き起こしですので、勘違いや法的な違いがあるかもしれません。全てを鵜呑みにせずに、被害に遭ったなら必ず弁護士さんに相談して、法を味方に付けて行動してくださいね。

あなたのこれからの一助になれば、幸いです。

ふと思ったけど・・・

こういう被害にあった人って、他の詐欺のカモの対象になるとか良くいうよな・・・。
こんな記事を書いていると、ターゲットにされるのかな。


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